作品内で描かれる登場人物たちの「ノリ」は、大人になったからついていけないというタイプのものではなく、自分としては「若い頃でもこのノリはきつかったな」と思えるもので全く感情移入することができなかった。
過去の後悔にいつまでも引きずられる苦しみも、青春を振り返って胸を締め付けられる感覚も、終盤描かれるファンタジー的な要素も全くすんなり自分のこととして飲み込む事ができず、合わなすぎて気まずくなりました。
最後のダンスも痛々しいほど滑りまくるのか、感情を爆発させて熱くなるのかそういった期待に答えてくれるものではなく選曲理由とかもよくわからなかったです。世代的な感覚しかなかったです。
おとなになりきれてない不潔さをまとった白痴みたいなキャラの成田凌はしばらく観なくて良いなと思いました。