AQUA

キャラクターのAQUAのレビュー・感想・評価

キャラクター(2021年製作の映画)
3.9
新人賞に入選するほど実力はあるものの根が真面目で良い人すぎて悪人やサスペンス物等個性(キャラクター)あるものが書けない漫画家の山城圭吾は最後の渾身の作品を編集者に見せるも認められず引退を決意する、最後の仕事としてアシスタントをこなしてる中、ごく幸せそうな家族の住む一軒家のスケッチが仕事で必要となり夜間ながらもスケッチをとりに出かける、色々見聞した中、一軒の理想的な家を見つけスケッチをしているが家の中から大音量の音楽がかかり、隣家の人から家の者に注意するよう促される。
中に入ると一家の惨殺死体を見つけてしまう、腰を抜かしてしまう山城は犯人の素顔を目撃してしまう。
警察の聴取時、山城は思わず犯人の顔を見ていないと嘘をついてしまう。
帰宅後、事件の興奮から冷めない山城は現場を漫画で再現してしまう。
事件の容疑者があがり、逮捕されるがTVのニュースで流れた犯人の顔は山城が目撃した犯人の顔とは全くの別人であった・・・

主演は菅田将暉さんとセカオワのFukaseさんによる共演で、妻役に高畑充希さん、刑事役に小栗旬さんや中村獅童さん(隣人13号コンビ)、Fukaseさんの挙動不審ぶりが半端なくめちゃくちゃ演技が上手かったのと他キャストの方もベテラン揃いで安心して物語にのめり込めました。

劇中で殺人を模倣として描かれる漫画「34(さんじゅうし)」も幸せな4人家族を襲う連続殺人犯ダガーを追う34歳の3人の男の話との事ですが設定が面白く読んでみたい、コラボとかでどっかで連載しないのかな?

PG12ということで多少残虐な場面とかありましたが一番驚いたのは辺見淳が後ろにいたシーンですね(しかもこの役者さん、アシタカの声や家族ゲームで次男役をやっていた松田洋治さんですよ!)

ストーリーもどうなるのか先が見えずどんどんのめり込んでいく内容でしたが最後の伏線は途中で気付いてしまったのでそこだけ残念でした。

映画.com参照
菅田将暉と本作が俳優デビューとなる「SEKAI NO OWARI」のボーカルFukaseの共演によるダークエンタテインメント。「20世紀少年」など数多くの浦沢直樹作品にストーリー共同制作者として携わってきた長崎尚志によるオリジナル脚本を、「世界から猫が消えたなら」「帝一の國」の永井聡監督のメガホンにより映画化。漫画家として売れることを夢見て、アシスタント生活を送る山城圭吾。ある日、一家殺人事件とその犯人を目撃してしまった山城は、警察の取り調べに「犯人の顔は見ていない」と嘘をつき、自分だけが知っている犯人をキャラクターにサスペンス漫画「34」を描き始める。お人好しな性格の山城に欠けていた本物の悪を描いた漫画は大ヒットし、山城は一躍売れっ子漫画家の道を歩んでいく。そんな中、「34」で描かれた物語を模した事件が次々と発生する。主人公・山城役を菅田、殺人鬼・両角役をFukaseがそれぞれ演じる。

キャラクター
2021/日本
配給:東宝