監督とか脚本のやりたい事は伝わってくるけど、劇中自身で言っていたリアリティの部分がボロボロだと思うんだよ
殺人現場を見た漫画家がそれに着想を得て漫画を描き、それが大ヒット！
しかし、殺人鬼が漫画を模倣して殺人を犯しはじめ…
みたいな内容はすごくワクワクした！
けど、その近辺に無理がある
現実世界において、法的根拠によって
人権を侵害して他者を拘束できる強い力を持っている警察！
映画、漫画、ドラマにおいて警察を無能に描くってのはお決まりの約束事！
でも、この映画においては無能がすぎる
着目すべきはそこではない！ってのは頭では理解できるんだけど無視できないレベルの動き
サイコパス殺人鬼の殺人行為、どう見てもどう考えても証拠が残りまくる状況！
にも関わらず警察は証拠も掴めず違う人物を犯人扱い
（神奈川県警だからって、警察の信用云々カンヌン言ってるわりに…）
そして同僚の警察官！
同僚が殺されてんのにあんな事言うか？
俺の感覚がおかしいだけか？
ラスト近辺のモタモタ警察からの唐突な発砲もなぁ…
何回も書くけど、着目するのは殺人鬼と漫画家の対比、精神の類似性なんだけど
ちょっと都合が良すぎてなぁ…
漫画家と殺人鬼の関係ももうちょい上手く出来そうなのに、すげー頻繁に直接目の前に現れてくるし
色々ウーンって感じだったかな…
