ギャス

BLUE/ブルーのギャスのレビュー・感想・評価

BLUE/ブルー(2021年製作の映画)
3.1
男が陶酔する世界、ボクシング。
その中でも壮大な展開もなく(勝負や恋愛においても)、負けに重きを置いたような世界観がきっと共感やハードボイルドを感じさせるのだろう。
ハードボイルドにありがちなのだが、女性の存在は「優しくあたたかい」もしくは「バカっぽいだけ」の両極になりがち。
しなやかさも柔軟性もない男たちの、選択肢のない不器用さは味わい深かったが、それに寄り添わねばならない女性に不憫を感じた。
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