ノルウェーの有名な児童文学を映画化。
“HO-HO-HO”っつって
サンタが使命感に溢れる優しい人物でありながらも、キャラが立ちすぎてファンキーで大変良い。
“他の人につられて忘れてしまう忘れっぽい村の人々”って絵本とかだと可愛く思えるのに、実写になるとちょっとホラーに感じるのはオレだけでしょうか?
序盤のカメラワークや色彩は些かB級感溢れて不安になりましたが、中盤からはウェスアンダーソンばりの御伽噺感。
それに駆り立てられるように盛り上がっていき、ストーリーとしては劇的な広がりがあるわけではないのに大人も多幸感に包まれる可愛らしい作品。