グリーンツー

美しき誘惑 現代の「画皮」のグリーンツーのネタバレレビュー・内容・結末

2.5

このレビューはネタバレを含みます

千眼美子様の演技を楽しめるのは「幸福の科学」だけ!

今回もしっかり登場。相変わらずの清純派。ただ、セーラー服はいい加減止めた方がいい。千眼美子様のセーラー服は、もはや「裏」や「アダルト」な分野でしか通用しないと思う。

日本神道に古来から伝わる九尾の狐。それを教会で迎え撃ち、仏教の力で撃破という、突っ込みどころ満載な内容。多神教の日本神道らしいと言えばその通り。

今回はこれまでの作品に比べると明らかに「バッドエンド」。続編を作るつもりはないんだろうけど、それならいっそハッピーエンドにすれば良かったのにと思った。これじゃ主人公が可哀想。本当にこの後どうするんだろう?と思った。

今回の主人公が政治家というのは、もしかしたらもうすぐ行われる衆議院議員総選挙を意識してのことかなと思う。主人公に幸福実現党の理念を語らせて、一足早く選挙活動という魂胆。日本だと幸福実現党しかやってないから、この作品が異様に見えるかもしれない。でも海外ならマイケル・ムーアなんかが現実の社会問題を取り上げた作品を数多く作っている。幸福の科学の理念についてコメントはしないけど、映画などを通じて自分達のメッセージを発信する姿勢は日本人が見習うべきものではないかと思う。