磨

SLEEP マックス・リヒターからの招待状の磨のレビュー・感想・評価

3.0
「アド・アストラ」や「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」の音楽を手掛けた天才音楽家マックス・リヒターによるドキュメンタリー作品。

2018年に世界中で開催された“眠り”をテーマとする真夜中のコンサート《SLEEP》
演奏は深夜から夜明けまでの8時間ぶっ通し、その旋律に乗り観客は…

会場に並べられたベッドで寝る。
という凄いイベント(笑)

その《SLEEP》の全貌と裏側を追いかけたドキュメンタリー。“眠り”をテーマにしたライブも凄いけど、それを映画館でやろうとする事に驚愕。フライヤーに載っている文句「映画館で体験する最高の“眠り”と“目覚め”」

…寝ちゃあかんやん。


まぁ正直に申し上げると、頑張って観ていましたが2回ほど軽く意識失いました(笑)
「アド・アストラ」でもヤバかったのに、それをテーマにされたら太刀打ちできぬ…。たいへん申し訳ございません。

ただ、音楽が素晴らしいのもあるけど、妻のインタビューなど無駄な所も多かったような気もします(という言い訳)

観賞後は爽やかな気持ちだったので、この音楽は効果あったかもしれません。寝不足の時やしっかり寝なきゃいけない時はマックス・リヒターを聴きながら寝るのもアリですね。
磨