平凡オヤジ、実は最強!!?
地味で平凡な毎日を淡々と過ごす、冴えない親父ハッチ。ある日、自宅に強盗が押し入り、家族が危険にさらされたのをキッカケに、彼は本性を現し始める…!
昨今、やたら増えてきた"ナメてた相手が実はヤバい奴でした"系映画。
この系統の作品は割と好きなんですけどね…。
いかんせん、主人公が戦う動機が弱くて、感情移入しづらかったです。
戦うこと自体が目的みたいになっちゃってるんよ。
平凡な日常に飽き飽きし、暴れ回りたくてウズウズしている主人公。
ベタですけど、何か大切なものを失って、そのリベンジとして立ち上がる!からこそ、盛り上がるってもんじゃないですか。
一応、"猫ちゃんの首輪"がありましたけどww
主人公が本性を現してからの展開は、アクションたっぷりでそれなりに楽しめました。
「ジョン・ウィック」ほどスタイリッシュではなく、めちゃくちゃ最強!!という感じでもない。満身創痍でしぶとく戦うスタイルなのが良いですよね〜。
主人公の父親役にまさかのドク!
クリストファー・ロイド氏が、ショットガン構えて暴れ回る姿を観れるとは…ww
約90分という短めランタイムということもあり、とにかくスピーディで簡潔な展開。
クライマックスの大銃撃戦も悪くはなかったけれども、もうちょいアツく盛り上がる展開が欲しかったかなぁ…。
なんだかアッサリ終わってしまったなぁ…という印象でした。
まぁ、日々のストレスで鬱憤がたまっていると、こんな風に暴れ回って発散してみたくなるよね〜。
そんな願望をカタチにしてくれる映画ではないでしょうか。