ジャケットの売り文句の「ジョン・ウィック」の脚本家のデレック・コルスタッドさんの脚本なので、眠れる獅子が目覚めるという感じで「ジョン・ウィック」にやっぱり似てますね。
あとこの人は動物や暗殺者や元暗殺者が主人公のお話が多くて、暗殺者と動物好きなのかなと思います(笑)
過去を隠して平凡な日々、隠しきれない過去、そして入る亀裂。
溜めは長いですが、その後の大爆発に活きています。
話題になった「ハードコア」の監督なので、至近距離での銃撃戦演出はお手のもので迫力満点。
音楽が流れる中でのアクションシーンも「ハードコア」や「ジョン・ウィック」に似てますね。
瀕死の的に身の上話をしたりとシュールな演出も面白かったです。
敵の倒し方、特にラスボスの倒し方がユニークでした。
御年８３歳のクリストファーロイドさんが存在感抜群で良い味を出していました。
タトゥーを見てビビる退役軍人が個人的にはツボ。ネコちゃんや隣人の車など伏線回収や笑いの部分も申し分なかったです。
いくら主人公に過去があってもやり過ぎじゃないかそれで済むのかとか、その後の子どもたちとの関係を描いて欲しかったとかちょっと残念な部分も。
既視感はあり新しさは感じずツッコミどころはありますが、細かい事を抜きにして楽しめる痛快なアクション映画でスゴく楽しめました。
まとめの一言
「会計士」
