このレビューはネタバレを含みます
しんちゃんはいつだって皆に笑われてきた。
でもそれでいいんだと。
青春は必死になること、そして焼きそばパンなのだと。
ちゃんとミステリーしてるのも良い。
ホラー的な描写も吸ケツ鬼という抜群のネーミングセンスで緩やかに。
いくつもの要素をちゃんと拾っているし、真犯人なりの持論もまぁまぁ共感できて凄い納得させられた。
勉強ができるというだけではなく、人はなにかのエリートなのだというそれぞれのキャラクターを活かしたメッセージもジーンと来る。
ちょっとオチが弱いのが難点だったが、ギャグと感動のバランスが滅茶苦茶上手いなぁと感心させられた。