Hario

ハウス・オブ・グッチのHarioのネタバレレビュー・内容・結末

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)
2.9

このレビューはネタバレを含みます

【2022年劇場鑑賞作品3作目】

定期的に集まる映画友達との会合鑑賞会の今年の一作目。

監督はリドリー・スコット、演者は豪華顔ぶれ、ハイブランドGUCCIのお話。
満場一致で3人共楽しみにしていた。

しかし鑑賞後、、、満場一致でdisり始める。かなり珍しいw

なんだ!なんだ!事件が起こっているのに、展開はあるのに、何も起伏を感じない有様。

えっ?!これ本当にリドリー・スコット撮ったの?こんなにハラハラドキドキもしないストーリー展開はなんや。昨年の『最後の決闘裁判』からの落差がすごい。

しかしアル・パチーノとジャレッド・レトには感服した。さすがである。よく分からないけど空気感が違う。尊いものを見せられている気分になる。パウロが株売っちゃった知った時のパチーノ先生が最高すぎたw ジャレッドも時々ジャレッドだと忘れさせてくれる存在感◎

ガガ様、パトリッツアに感情移入出来なかったから気付かなかったけど、改めて思い出すと冒頭からラストへの彼女の変化を演じてたんだなぁ。

アダム・ドライバーは、今まで観た中で一番???あれ彼ってこんなだったっけ?と思わせるうっすい存在感だった。これも演技の幅なんだろうからすごいけど。

あとはみんなのイタリア訛りの英語が、途中からコントのように思えて、茶番ぽさが際立って感じたw

車は可愛かった。ランボルギーニも!

結婚式で🎵George Michael "Faith"🎵が流れてガクッとなった。その時代にまだこの曲存在してないでしょ?
でも後で歌詞がマウリッツオの心情にぴったりだったみたい(そんな歌詞だったのね)
と知って面白かった。

予告編でも起用されていた🎵BLONDIE "Heart Of Glass"🎵が数日間、脳内再生されていた。

エンディング曲はまさかの🎵Tracy Chapman & Pavarotti "Baby Can I Hold You Tonight"🎵
なんでこの曲?それこそ皮肉と茶番ではないか。途中からオペラで男性ボーカルが入って察し。「イタリアの国宝」三大テノールのパヴァロッティとの共演曲でしたか。いやしかし複雑な気分やよ。
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