偉大な愛のある人生よ
平民の娘パトリツィアさん、あるパーティで見かけたグッチさんが気になりストーキング。お近付きになり見事、結婚に漕ぎ着ける。グッチ…超有名ブランドのあれである。
煮えきらぬ父子関係というか、パトリツィアなんかと結婚したことから縁切り状態の夫と義父。何かを見抜かれてる。関係修復の一手は旦那の叔父。勝ち上がれパトリツィア！内ゲバサバイバルを…みたいな。
あの有名ブランド立ち上げ一族の内部的な終焉に纏わる内戦のお話。真面目腐って難しそうだな〜と何となく忌避して来たものの、始まってみると何もかんも分かりやすく、画面も洗練されてて見易いという…
派手じゃないのに全然退屈しないのは偏に、とにかく細かなアイテムたち…癖強人間たち…特にパトリツィア姉貴の”遅効毒”的な底知れ無さが大きいと思います。僕はデザインセンスを認めてもらえぬパオロ氏を応援してましたが…。
姉貴よりマリトッツォみたいな名前の無能息子くんが本当に無能過ぎたという感想だな〜。
個人的に気に入ったのは、いい弁護士は故人だけ、ガラガラの新婦側親族席、株売られて発狂するアルド氏です。
