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劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライトのbeatdjamのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

既に運命の舞台を見つけてしまった少女と、次の舞台を目指す少女たちの交錯といった感じ。
ばななが初っ端かき回して、各カップリングが気持ちにケリをつけ、可憐の過去をたっぷり描きながら、次の舞台に向かうまでを描いていた。
TVアニメ→ロロロもそうだけど、舞台で生きる、そしていずれ死ぬ、その繰り返しで舞台少女は輝くという感じ。
結局今までのレヴューできらめきを奪われた舞台少女たちがどうなったのかは結構謎だけど…
舞台少女という存在は一つの舞台の上で死を迎えても、舞台と観客が自分たちを求める限りはまた生まれ、そして死ぬことを繰り返すということっぽい。
TVのときから星見純那が好きだったんだけど、狩りのレヴューで自分の言葉で語りだした彼女は本当に素晴らしくて、再演を繰り返したからこそ自分の純那を失いたくないばななの気持ちもわかって、最後にばななが「やっと自分の再演が終わった気がする」といった感じのことを言った時、本当に感情が動かされた。
その他のレヴューシーンも絵作りもインパクトもすごくて、劇場で見て本当に良かった。
クロディーヌがあの二人の痴話喧嘩に巻き込まれるのは相変わらずなんだなぁ
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