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竜とそばかすの姫のtaikingのレビュー・感想・評価

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)
3.6
細田・・・・・・細田( ; ; )やっぱりお前の癖は治んないのか( ; ; )と、言いたくなってしまった本作。

アニメーション・楽曲のクオリティ、何と言っても中村佳穂の歌唱力(と予想以上の演技力!)は120点満点で、そうそうこれが観たかったのよ〜〜!って感じ。中盤くらいまでのワクワクさせ具合は最高!その時点で楽しめなくはないので基準点はバシっとあげたい

いやしかし・・・・竜が絡んできてからの展開がな・・・・やっぱりツッコミどころが多すぎる。細田守作品全て(言ってしまえば自身で原作・脚本を務めるようになってから)共通している難点がここであり本作でもまざまざと見せつけられるレベルで健在。「なんでそこそんな設定なん!?」「お前どう言う立ち位置やねん!?」「え、結局そのスケール!?」等々、多数の微妙ポイントが襲ってくる作品。細田作品史上最も面白くなりそうで面白くならなかった作品

あと「美女と野獣」問題ね。監督が公言してる通り「仮想世界の美女と野獣をやりたかった」のは分かるんだけどねえ・・・まんまやられてもねえ・・・・
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