備忘六輔

博徒外人部隊の備忘六輔のレビュー・感想・評価

博徒外人部隊(1971年製作の映画)
3.7
うーん。痺れる。

名優たちが逃げ水のような死に様を遂げるのは、深作映画の滅びの美学とでも言うべきか。

そしてまた何よりも山下毅雄の音楽。
キャッチーな主旋律と、そのバックで流れる難解なテンションコードが散りばめられた伴奏が癖になる。これはヤマタケグルーヴのほぼ全てに共通する特徴。

ラストシーンにある内田朝雄の死に顔も上手い。個人的な白眉。
備忘六輔

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