このレビューはネタバレを含みます
レンブラントの絵の所有者を追った、ドキュメンタリー作品。
『ロスト・レオナルド ~史上最高額で落札された絵画の謎~』が面白かったので、その流れでこちらも視聴。
流石に高級な絵画という事で、出てくる人間は貴族の様な人ばかり。
その中でも、競売でレンブラント作品を見つける男と、レンブラント作品の購入に奔走する美術館の話が主に語られていきます。
知られざる名画を探す話も、絵画が政治に巻き込まれていく話も、『ロスト・レオナルド』と共通するものがあって、興味深いものがありましたね。
まぁ、絵画を普通に所有してるだけの貴族じゃ、映画にならないという事かもしれませんが。(それにしても、ルーブル美術館はきな臭いところだな…)
絵画が持つ高潔な美しさとは裏腹に、人間の強欲さや狡賢さにはウンザリとさせられる事でしょう。
ただ、とはいえ『ロスト・レオナルド』で描かれた資本主義的な狂騒と比べれば、レンブラント作品の置かれた状況はまだ落ち着いてる様にも見えました。
所有している絵画を美術館に提供してるコレクターもいるし、個人所有している人も絵に対する愛情が感じられて、やっぱり絵画は金銭的な価値よりも、美術的な価値の分かる人の元にあって欲しいなと思います。