映像はかなりいいし、雰囲気もある。ひょっとしたら深い映画なのか？と思わせつつ、めっちゃ浅い映画😹
最近のドラッギーな映画って紫系ですよね。ニコケイの『マンディ／地獄のロード・ウォリアー』（2018年）や『カラー・アウト・オブ・スペース』（2019年）もそうだし、今年日本でも公開される『BLISS／ブリス』（2019年）もそうですよね。ジョー・ベゴス監督の『VETERAN／ヴェテラン』もそうだなあ。本作もその紫の系譜に含んでいい作品だと思います。
しかし、如何せん本作は内容が浅い！！！非常に簡単にいえば、オナホにハマった男の話。あまりにもハマりすぎて、妻や友人まで殺してしまう。そういう話です。なんか、深いメッセージとかありそう？ボクもそう思って色々考えました。結論、何も深いメッセージはない！！！
カメラワークとか照明の使い方とか、かなりいいんですよ。少なくとも、トロマとかアルバトロス・コアみたいにB級っぽさをゲラゲラ笑って見るタイプの映画ではない。表面的にはA級映画です。しかし、そのA級のヴェールをちょっと開いて覗いてみてビックリ。浅っ！😹😹😹
