いもきん

truth 〜姦しき弔いの果て〜のいもきんのネタバレレビュー・内容・結末

truth 〜姦しき弔いの果て〜(2021年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

或る男(#佐藤二朗(写真・声))が事故で死んだ。
葬儀の日の夜、彼のアトリエに喪服姿の三人の女性が現れる

彼を好きだった三人の女性
元ヤンシングルマザーの栗林マロン(#福宮あやの)
美貌の受付嬢真弓(#広山詞葉)
セレブな医師さな(#河野知美)
は、それぞれ、3年前から彼と交際をしていた
そして、女性三人によるマウント合戦が始まる
果たして、その結末は…

出演者は三人のみで、男のアトリエのワンシチュエーション

しかし、三人の女優さんの、71分フルスロットルで飽きさせない展開

コロナ禍で少人数で演じるは必要性から生まれた傑作

テーマは、精子バンク
監督案の精子ロシアンルーレットを映像化するために脚本が組まれたとのこと

タイトルの truth と登場人物の名前の関係は面白かった
真(まこと)、真弓、真論(まろん)、真(さな)

キャスデングの妙というか、
当て書きされたようなハマリ具合

舞台挨拶で話されていた三人の配役を変えたものも面白そうでみてみたい

アップリンクの舞台挨拶には、主演の三人の他に、脚本の #三浦有為子 さんも加わり女性四人によるトーク

監督抜きであったこともあったのか
タイトルの『姦しき』に違わぬ盛り上がりでした
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