まさ

truth 〜姦しき弔いの果て〜のまさのレビュー・感想・評価

truth 〜姦しき弔いの果て〜(2021年製作の映画)
3.7
足を運んだ上映館でたまたま舞台挨拶付きで上映していて、面白そうだったので急遽鑑賞。事故死した男の遺された愛人女性3人の会話劇。男の部屋で終始ストーリーが展開する舞台モノのような作品。なかなか面白い作品だった。女医に受付嬢、シングルマザーと個性的な3人が、私が一番の女だった的なマウントを取り合う。散りばめられた下ネタ、それになんと言っても、取り合いされてる男が、佐藤二朗ってところからして、おふざけ感満載な作品。最終的にストーリーは思わぬ方向に展開していく。上映後の舞台挨拶では、監督と出演した女優3人が登壇。聞けば、この女優の一人が本作の発起人という。コロナ禍で活動の場がキャンセルや延期などで限られていく中、文化庁の助成金案件を目にして思い立ち、友人である他2人の出演女優に声を掛けたものらしい。彼女たちの熱意に監督も引き受け、彼女たちが、本作の出演者兼プロデューサーとして制作された。コロナ禍の中、そして低予算で大変な過程で制作されたことがうかがえるが、楽しんでもらえる作品を作るためには、自分たちが楽しまなきゃという思いで作ったという。熱意と行動力もさることながら、その心意気も素敵。確かに楽しめる作品であったことは間違いない。