このレビューはネタバレを含みます
ラテンの死生観ってこんな感じなのか…。
昨日の夕方嫌な事があって、それにまといつかれた夢を見て、今朝妻から辛辣な一言を吐かれたそんな日に、本当はロシア映画を観ようと思っていましたが、もうメンタル的に無理。
ここは、イタリアンコメディで立て直すしかないと一念発起。
雨模様の茶屋町までくりだしました。
いかにもイタリア人らしいパオロが
天国の受付でスムージーを理由に92分の延長戦。
ホント、ダメ男だなぁ…。相手もそれなりに性に貪欲だけど…笑
その場限りで、ダメ過ぎて下らないし、変なこだわりがあるし、ノーテンキ。
なんか、いいよね。こうは慣れない。そして顔はかっこいいから、やっぱりモテるよね。
ママ友、取引先の子持ちのキャリアウーマン、娼婦、子どもの頃の憧れの彼女は隣のお姉さんかしら?それとも母親??
アガタも魅力的だし、踏み切りの件は最高です。
そして、ノーテンキな明るさが運命を変えてしまう。いや、ちょっと違うな…。
あれは、一度死んで、家族を大事にするという人生を改めて生き直すという事なんでしょうね。
気持ちが前向きになりました。
ジャストミートの作品でした。