アウシュヴィッツ・レポートの作品情報・感想・評価 - 4ページ目

「アウシュヴィッツ・レポート」に投稿された感想・評価

硯

硯の感想・評価

4.3
収容所内での出来事や、2人が脱出してからの描写がすごくリアルだったと思う。つらすぎる。
hane351

hane351の感想・評価

3.6
アウシュビッツ収容所の残酷さを改めて思い知らされた。
ユダヤ人に対するあの狂気はどこから出現してたのか?
nonchan

nonchanの感想・評価

3.5
第二次世界大戦末期の1944年、ユダヤ人が収監されたアウシュヴィッツ強制収容所で、過酷な労働を強いられて殺害される人々の遺体記録係をしているスロバキア人の若い男性ふたりが、ナチスドイツによる残虐な行為の証拠を持って脱走し、ホロコーストの真実を世界に伝えようとした実話の映画化。
ホロコーストを題材にした映画は過去に何回も観たのだけど、その鬼畜で残虐な行為はおぞましく目を背けたくなる。
劇中淡々と描かれるナチスドイツの蛮行に、スクリーンを観ていて息苦しくなってしまった。
彼らの命を懸けたレポートにより12万人のユダヤ人の命が救われたそうだが、当初はなかなか受け入れてもらえず、その間もナチスドイツは真実を隠蔽しながらユダヤ人の大量虐殺を行なったらしい。
何ともやり切れない真実だな。

過去を忘れる者は必ず同じ過ちを繰り返す
       ージョージ・サンタヤナ
アウシュヴィッツから抜け出し、実情を世間に知らせた2人のお話。

やはりホロコースト作品は辛い描写が淡々と描かれて心にずっしり来ます。逃げているシーンは少し酔いを誘ういました。

彼らの行動は結果的にアウシュヴィッツ送りになる予定だった数万の命を救ったことになるが、実際一緒に過ごし彼らを信じ将校に告げ口をしなかった仲間たちが救われなかったのはとても悲しい。

というか、まずアウシュヴィッツへと送っていた各国が虐殺などを知らなかったっていうのが驚きだった。そんなだいそれたことすぐ分かりそうだが?支援物資を届けに行った赤十字の人たちが事故でなくなったなんて怪しすぎるのでは…ユダヤの人達だけでなくほかの人々も焼却炉にかけられたのも知らなかったから驚きました。

このレビューはネタバレを含みます

「サウルの息子」で、ゾンダーコマンドたちが収容所の様子を外に伝えようとする様が描かれていたが、この映画はそこがメイン。ヴルバ=ヴェツラーレポートというアウシュビッツの実情を書いた報告書は、国際的な圧力を高め、ハンガリーからの12万人のユダヤ人移送を防いだ。

映画としての出来は微妙で、序盤説明不足なせいで誰が何をしようとしているのかわからない。また、収容所からの脱走劇がメインで描かれている為に、そのレポートがどのようにして世に出たかの苦心も伝わらない。「サウルの息子」をリスペクトしたようなカメラワークがあるところから、監督の”勉強”は伝わってくる。

1秒ごとに同胞が殺されているような状況で、大国の思惑に揉まれ、このレポートが世に出たのは2人の脱走から数ヶ月後だった。衝撃的なのが赤十字が収容所の視察をし、支援物資を送っていたこと。この酷い状況を見抜けなかったのか、それとも見て見ぬふりをしていたのか。
こういった状況は、また起こりうる。監督が1番作りたかったのはヴルバとヴェツラーの脱出を描く本編よりも、現代の差別主義者や、移民排除を訴える政治家の演説が流れ続けるエンドロールだったんだと思う。また起こりうる、というか起こっている。今。当時の世界の人たちは今の私と同じで、「なんかあの辺りの地域揉めてて大変そうだよね」という、それくらいの認識だったのかも知れない。いざ隠された真実が世に出たとき「知らなかった」で済まされるのか。でも私もきっと言うんだろうな、知ろうともせずに「知らなかった」って。
ナチスドイツの蛮行を描いた映画には批判し難い風潮がある。残酷な場面をリアルに描いているのに、つまらない、というのは人道的にどうなのよ、という雰囲気。
でも少々退屈。この2人がビルケナウから脱走し山野を歩き続け赤十字にたどり着きレポートを出す、というだけなんだもの。それより、赤十字側が大量の薬や衣類や食料を各収容所に送っていて「できる限りの事はやってる」と自負していたのが収容者には全く届いてなくて、赤十字の人たち、なんておめでたいヤツらなんだ!と思う。
エンドロールと共に流れるロシア批判、移民・ホモ・ニグロ(原文ママ)差別、ヒトラー礼賛などが唯一 人間の愚かさを訴えてきて心に残る。
余談であるが、日本ではナチス映画はひとつのジャンルとなって見るものを惹き付けるが、それも今の中高年世代で終わるのではないだろうか。今、日本の中高生ほどの若い人にとってはナチスどころか戦争さえもが昔話であり関心の対象ではない。彼らは何も知ろうとはしない。とりもなおさず、それは平和ということであり、時代の流れの中では詮無いことなのだろうけれど。
07

07の感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます

想像してた話の構成と違って驚いた

いつの間にか収容所から脱走出来てたけどどうやってあの鉄条網を通り抜けたのか、そこが気になる……
ホロコーストの映画って、いつになっても、また新たな実話が登場するけど、、、確かにその実態ってのは、今現存する人の中で実体験された人って既に亡くなってる場合が殆どで、やはりどんどん風化してしまうのはしかたないことではある。

で、映画の中でも言ってますが、多くの人がガス室におくられていって、殺害されてる事実を知らない。って……その時代に生きてた人でさえ知らない事実がある。我々がホロコーストの実態を知るには……やはり映画が一番の情報手段となる。しかしながら映画はある意味フィクションなのだから伝え方を間違ってしまうと、それが真実だと信じてしまう危険はある。その映画が、ホロコーストを別な解釈で「これは実話です」って伝えてしまうと、それが仮にフィクションであっても、視聴者は実話だと信じてしまう。現在みたいに、スマホやカメラでリアルタイムの出来事を撮影し、その記録を残して未来に伝えることはできるが、映像で残せない真実って、沢山あるんだろうなぁ……って、

で、映画だけど、サウルの息子より酷いかもしれない?いや、酷さの評価をしたくないけど、そうじゃなくて、
映画の作りね、
あっ、良かったっす。


さて、次のホロコースト映画は、

沈黙のレジスタンス
ホロコーストの罪人

かな。
目を背けたくなるほど、おぞましい映像が続く、すさまじい作品でした・・
アウシュヴィッツの収容所で行われていた、残虐な行為の実態を世界に伝えるべく、詳細な実態をメモしたリポートを持ち出した2名のスロバキア人の命がけの脱走を描いた作品です。
ナチスドイツの情報管理は徹底しており、虐殺の実態はほとんど外に漏れず、ナチスの同盟国でさえも、その実態は公開されていなかったそうです。

収容されていたユダヤ人たちは施設の爆撃を望んでいましたが、イギリスは収容者に犠牲が  出た場合、プロパガンダとして活用されることを恐れて、実施されなかったとのこと。
結局、アウシュヴィッツの収容所は連合軍の進駐まで、解放されることはなく、虐殺も続けられました。

彼らが命がけで持ち帰って、赤十字に提出したリポートも出版されたのは7ヶ月後で、内容もショッキングな部分はかなり削られてしまったため、世論にそれほどの影響を与えることはなかったとのこと。

エンドロールに流れるホロコーストを否定する歴史修正主義者の発言や、レイシストのヘイトスピーチを聞くと、75年経っても人間は変わらないのかと、非常に悲しくなります。
ibuko

ibukoの感想・評価

3.8
重くて暗くて生々しくてジメジメしていてドキドキして…。

収容所での前半部分、恐怖と狂気と絶望でしかない
もういいよー、って感じでした

脱走できるって わかっているのに本当に逃げられるのか、たどり着けるのか ハラハラした

伝えるために逃げるのも残るのも命がけ
実話って…。
助かった命もあったんだ

時代は変わり 過去のことではあるけれど、じゃあ 今はどうなんだろう
考えさせられます
いや、考えないといけないんですね


……
上映前の予告編が3本続けて アウシュビッツ関連のものでした
実話を含め 多いなぁ
まだまだ知られていない事があるってことでしょうか。。

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