ギリシャ神話の有名なオイディプス王の物語を、神話とさらに現代にも置き換えて描いた作品。
現代を入れるところで作品が身近な存在になる。
所々、北アフリカ?と思える土地と民に、異国の音楽で多国籍感あ…
オイディプスとともに、タイムスリップまでしてしまったような旅の果て。灼熱と予言に冒されて、それを畏れたものの叫びが可笑しくグロテスクに谺する。遥かむかしから、矛盾を孕んでいる愛がさびしい。それがわた…
>>続きを読むぴあフィルムフェスティバル「ようこそ、はじめてのパゾリーニ体験へ」で観ました。
3月に新宿で『テオレマ』を観たので2回目のパゾリーニ体験ですけどw
時間が合ったのと、『テオレマ』でも美しかったシ…
パゾリーニ映画祭⑦
ソポクレスの『オイディプス王』を原作とした本作。オイディプスの物語が終わるとまた現代のボローニャに戻り映画が幕を閉じるが、本作の真の姿は著名な作品であるオイディプス王に形を借りた…
ずっと観たかったこちらをPFFで。
始まりは現代のシーン、軍人の父にオイディプスが捨てられるところから古代へ。
いつだかどこだかわからない音楽や風景が同監督の映画、王女メディアと同じ世界線なのかな…
父を殺し、母と交わるというギリシャ悲劇「オイディプス王」を独特な世界観で描いた本作。
観客はオイディプスが何をしたか全てわかっていてハラハラ見守るという立場。
知らなかったとはいえ、これ以上の絶望が…
このレビューはネタバレを含みます
始まりで終わるとは?
現代で始まり、現代で終わる。
アポロンの地獄とは死のループなのか?
いや、ループではないな。
旅に出るぞ!と息巻いて出発するけど、行きあたりばったりだったり、道に迷ったりとオ…