本作品、見ていて可哀想だとか、悲惨だとかではなく、呆れるだけ・・・・
当時、なぜ、ユダヤの人がこんな仕打ちを受けるのか、ノルウェーもなぜ、ドイツのこう言った考え方に賛同していたのか・・・・
どの…
新宿武蔵野館にて字幕版を鑑賞。
2021年新作劇場鑑賞36作目。
客席はほぼ満席。
テーマ「負の歴史」
[全体として]
ホロコーストものとして、真っ先に連想したのが『サウルの息子』だったのだが、そ…
ホロコースト、アウシュビッツに関する作品をこの夏三作観ましたが、残虐なシーンがほとんどない本作が一番心に染みました。ナチスドイツの脅威が迫り来るリトアニアからノルウェーに移り住んだユダヤ人を一家。父…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ホロコーストを題材にした映画は山ほどありたくさん観てきたが、これまで知られていなかったノルウェーでの実話。
地味かもしれないけど淡々と悲劇に向かい、序盤以外は終始胸が締め付けられるような重苦しい内容…
ブラウデ家族は逃れようのないアウシュビッツへの船に・・
秘密国家警察(ノルウェー)は大勢のユダヤ人をドナウ号に乗せた
しあわせに満ち溢れた結婚生活が始まったばかり
ただ格闘家たるチャールズの反骨…
題名の"罪人"であるノルウェー警察の人物像は詳らかにされないが、
「やっとユダヤ人を追い出せる!」という言葉、ユダヤ人連行への無関心さ、時折見せる人間らしさが描かれ、一義的には言えない人間…
家族の悲劇を中心に作劇されてるので映画として見やすく、ノルウェー側をかなり役所仕事的に描いていて残酷さを強調してるのが良かった。
2021年の東京都知事が関東大震災後に起きた朝鮮人虐殺の犠牲者への追…
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