身体が白黒だからと名付けられたペンギン。
事故で胸から下が不随な母と
家族をまとめようと必死な父
事故は自分のせいと苦しむ長男を
チャーミングな愛らしさで笑顔に。
ペンギンの動きがスムーズで可愛い。
ちょこっとしたユーモアを含み
家族の心が溶けて行く様を
静かな流れで描いている作品。
父が撮った写真達のエンディングは
どれも素敵で胸が一杯に…。
ナオミ・ワッツの好演はもちろん
長男役のグリフィン・マーレイ=ジョンストン君の
眼や間を使った静かな演技に
とても切なくなりました。
たくさん泣かされましたが
あったかな涙ばかりで嬉しいです。