ルイ

セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記のルイのレビュー・感想・評価

3.4


石ノ森章太郎先生へ敬意を込めて。


仮面ライダー50周年、スーパー戦隊45作品目突破を記念した今作。

その両方の原作者、漫画家の石ノ森章太郎先生にスポットを当てた作品となりました。

どうしてもこの手の全員大集合!!みたいな作品だとワチャワチャ感が拭えず雑な脚本になりがちですが、今作はまだまとまっていた方な気がします。各キャラの絡みも面白かったし、長年追っている人の方がやり楽しめるかなと思います。

ただ近年多いメタ的な内容を盛り込んだ『平ジェネforever』と『ジオウOQ』の中間のような、どっち付かずな印象になってしまい上記2作品よりはハマらなかったというのが率直な感想。


それでも最後の藤岡さんのセリフにはグッと来たし、セイバーが小説家(作り手)だと言う設定はこの作品を見越していたんじゃないかと思える程今作とベストマッチだったと思います。


ただし、リバイス…あれなら表記してよ…
サプライズのつもりかも知れないけど途中で冷めちゃったよ。
もう少し本編の余韻が欲しかった…😅


2021年劇場鑑賞NO.17
ルイ

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