Punisher田中

セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記のPunisher田中のレビュー・感想・評価

3.0
仮面ライダー50周年記念、スーパー戦隊45周年記念のメモリアル作品として制作された今作は、丁度先日にグランドフィナーレを飾り、リバイスへとバトンタッチを果たした仮面ライダーセイバー、全力全開で絶賛放映中の機界戦隊ゼンカイジャーの2作品が軸となっている。
残念ながら意味不明すぎて僕の持つ小っちゃいミジンコサイズの脳みそではあらすじを書くことは出来なさそうなので、淡々と感想を書き殴ろうと思う。

想像してたよりかは数倍楽しめたメモリアル作品。
実はワケあってゼロワンの映画作品を劇場鑑賞することが出来なかった為、ジオウ夏映画以来のヒーロー作品劇場鑑賞だったが、毎週テレビで見ていたキャラクターやヒーローが劇場のモニターに映し出される興奮は何物にも変え難いし、なんならそれだけでも十分面白く感じてしまう。
しかし、今作はただの特撮劇場作品ではない。
かの石ノ森章太郎先生が生み出し、今では国民的特撮番組となった仮面ライダーシリーズとスーパー戦隊シリーズのアニバーサリー作品。
仮面ライダーシリーズは今年で50周年、スーパー戦隊シリーズは45周年を迎え、今作は仮面ライダーとスーパー戦隊の総決算的なデカくめでたい作品に仕上がっていた。
以前、ジオウの夏映画で痛い目を見ている為、こういったお祭り作品を見るのが億劫だったが、蓋を開けて見ると滅茶苦茶ながらも野暮な説明無しにテンポが良く進んでいく思い切りの良い構成は良かった。

アニバーサリー作品ということもあってか、石ノ森章太郎先生やこれまでのヒーロー達に少なからずリスペクトを感じられる作りとなっており、これまで死闘を繰り広げてきた全ライダー・全スーパー戦隊の登場シーンはチートレベルの強さの敵でも流石に可哀想。
ただ、映像での表現の荒さや強引過ぎる展開を繰り返しているせいで、伝えたいメッセージがしっちゃかめっちゃかになっており、今作を通しての鑑賞後の印象としては「なんか、沢山いたなぁ...」程度にしか感じられなかった。
沢山の方がレビューで記載していたように、僕自身としてもスーパー戦隊と仮面ライダーは分けてアニバーサリー劇場作品を上映した後に、今作の様なスーパー戦隊と仮面ライダーを一色たにした劇場作品を上映した方が、作品内のメッセージが強くなり、一本筋の通ったもっとまともな作品に仕上がっていたと思う。