2006年最高のシナリオとされたヤクザ物の小説の映画化で・・・シンプルに淡々と進む序盤はやや説明不足で、オーソドックスな流れには目新しさが無い分で物足りなさはあるが、ヤクザ稼業ながらも人間臭い感動のドラマが用意されている。
そう、特に母と子という関係をまぶしてるあたりは、やはり涙腺に来てしまいましたね・・・ベタではあるんだけど。
まぁ、このタイトルではやや誤解されそうなイメージだが・・・熱き血が流れる、韓流なヤクザの男達のドラマは、じっくり見るに限ります。
キャストでは、やはり名優ソル・ギョング・・・退屈になりそうな部分もしっかり見せ、特にラストでは圧巻の熱演を披露。
さらには、初々しいチョ・ハンソンの成りきりぶりもニヤリだが・・・ナ・ムニの母親役のハマりぶりは、当然ながら実にいい。