ナカザワ

帝銀事件 死刑囚のナカザワのレビュー・感想・評価

帝銀事件 死刑囚(1964年製作の映画)
4.2
第二次世界大戦とこんなに関わりの深い(という描き方がされている)事件だとは知らなかったので、事件の全容を含めてゾッとした。731部隊の話が出てきた瞬間は鳥肌が立った…
記者たちの目線で、時代性、被害者や加害者家族の人間模様、法や政治の裏側と世論の恐ろしさ、すべてにバランス良くスポットを当てながら転がっていく展開にまるでその時代に生きているかのように見入ってしまった。
ジャーナリズムとは、そして真実とは一体…。