冷蔵庫とプリンター

マシュー・ボーン IN CINEMA 赤い靴の冷蔵庫とプリンターのレビュー・感想・評価

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 童話を基にしたバレエをめぐる映画をバレエ化するという、やや複雑な経緯の本作。

 1948年の映画では、視覚効果を用いた映画ならではのバレエシーンが見られる。バレエ版はどのように処理するのかと気になって見たが、プロジェクションマッピングを用いた幻想的なシーンや、"回転する幕"のアイデアが素晴らしかった。

 バレエはほとんど見たことが無いが、本作のバレエシーンで、その多様さを発見できて良かった。パントマイムとして見ても非常に楽しめる。