マシュー・ボーン IN CINEMA 赤い靴に投稿された感想・評価 - 4ページ目

「マシュー・ボーン IN CINEMA 赤い靴」に投稿された感想・評価

やっと見れた!

映画を見ていないと、バレエだけでは難しいと思ったので予習は必須。そしてもう一度映画で復習したくなる。

クラシックとモダンが掛け合わされていて素敵だった。創作ダンスのような要素もあって、華やかさ・妖艶さ・不気味さを兼ね備えている。映画の世界観が表現されていて、見ておいて損はない作品だった。

実際の舞台を見てみたい。
paoniaco

paoniacoの感想・評価

3.5
2020-005
昨年、コロナで来日公演がキャンセルになったので、映画で見れてよかった。(アダム・クーパーは来日予定になかったし)
よくまとまっていたと思う。ヒロインは少し痩せた方がよかったかも。リフトのときに「よいしょ」と声かけたくなった。ドミニク・ノースは腰気を付けてね。
わたしが偏愛する名作バレエ映画の舞台化。
このご時世にしては客席がシニア中心に埋まっており、おそらく、むかし、映画に魅せられた方々だと思う。
だが、あまり映画のことは意識しないほうがいいように感じた。
やはり、あの映画の世界を、セリフなしのダンスだけで、舞台で再現することは無理だった。
だが、まったくのオリジナル・ダンス・ミュージカルだと思えば、たいへんよくできた舞台で、おそらく、マシュー・ボーンの最高傑作に近いのではないか。
主演の女優ダンサーは、映画のモイラ・シアラーのような可憐さはなく、バレエ・ダンサーよりモダン系の体格だが、いかにも現代的で、かえってよかったかもしれない。
わたしの見方が下手なのかもしれないが、男優ダンサーに、似たような顔つき・メイクが多く、時々、区別がつかなかった。
音楽が、映画とはまったくちがう、バーナード・ハーマンの別映画の音楽が使用されており、これは実に効果的だった。
なお、プログラムが、プレス資料の翻訳に、日本側のエッセイが2本ついているだけで、あれで「800円」とは、暴利ではないか。
Yasu

Yasuの感想・評価

4.0
スクリーンいっぱいに、極上の踊りを堪能できたのは至福の時間だった。
マシュー・ボーンのはちゃんと見たことなかったので良い機会だった。予告通りの、美しくも儚い世界観に浸れた。

映画として観る大きなメリットとして、客席からはなかなか視認が難しい顔の表情や、踊りの時の肉体の動きが具に捉えることができる、だと思ってるのでそこは本当に満足だった。めくるめく衣装や舞台装置もとても良かった。

一方で…、やはりこれは生で観たい!!!
その想いが非常に強まってしまった。
チケット買ってたのにコロナで中止になった来日公演。

その舞台、ロンドンのサドラーズウェルズの公演の映像。ガーデンシネマの時、日程が合わずだったので、観られて良かった…。

レズ・ブラザストーン氏のセットも、美しくかつアッと胸高鳴る仕掛けがほんとに素敵。

この「赤い靴」、観るほどにいろいろ思い出してしまったなぁ。

1995年〜2000年、ロンドンに住んでいた当時、スワンレイクを観て、その美しさ、風刺を入れた物語性、個性的でチャーミングな振り付け、で、すっかり魅了されどっぷりハマり、友の会にも入ってたくさんの思い出があるAMP。

スワンレイクでは、チャイコフスキーの音楽って全曲シングルで発売したいくらいの名曲!と改めて感動した。友の会のボランティアしたりして40公演くらい観て、イントロから最後まで歌えるくらい覚えたよw

今回の「赤い靴」では、アダム・クーパー氏の変わらぬカッコ良さはもちろん、当時観たダンサーズのひとり、ミケラ・メアッツァさんだっけか、彼女も依然スッ!としててうっとりしました。

しかし、若いダンサーズは、めちゃパキパキ踊っててアスリートのようですな。

ロンドンで最初にスワンレイク観たのはピカデリーシアターだったけど、近くのダンキンドーナツで、リュック背負ってるアダムさんに遭遇したりしたのだった。その頃は、ロイヤル・バレエと掛け持ちして踊ってて、なんて人だ!と思ってたので、そのカジュアルさに驚いたり。

んー、またロンドン行きたいなぁ。。

コロナめ…

そうそう、映画の『赤い靴』は1940年代のコヴェントガーデンあたりが見れたりしてワクワクします。

立ててあるトゥシューズに、スポッと足が入り、あっという間にリボンが編み上がっていくショットは、初めて見たときびっくりしたなぁ。長い年月を経て、テレビで放送され、録画したのをスローで見て、「やはりこうなってたか!」と、またびっくりしたり。
7

7の感想・評価

-
マシュー・ボーンの〜やソフィア・コッポラの〜とかつくと観たくなる病、バレエとかオペラとか。
でもって、かなりの高確率で眠っちゃう。好きなんだけどさ。

主役の人が飛び抜けて小柄で肉感的で動物っぽい。
当たり前だけどバレエだから全然喋らない。でも、踊りで充分伝わるストーリー。
舞台の表裏の視点を変える緞帳のセットも素敵だったし、こんなに衣装変わるのね。特に水着のとかかわいくて、トゥシューズだけでなくヒールでもがんがん踊る。

やっぱり途中でうとうとしちゃう。でも起きてた方。
BC

BCの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

中盤のダンスが素敵すぎた。
硬いとか柔らかいとかの判断レベルを一瞥するかのごとく、超越している神業。
ステージだから風吹かないのに、まるで風にそよぐようなダンスに魅せられた。
こんなにもしなやかだけど、ふにゃふにゃにはならず、身体の動線は崩れずに動くものなんだな。
テクニックの鍛練だけではなくメンタルも磨いているのでしょうね。
崇高の表現力でした。
somebody

somebodyの感想・評価

1.0

このレビューはネタバレを含みます

バレエが素晴らしいのは大前提として…

中盤以降、自己中心的な男たちの間で振り回され、劇中劇と同じ末路を辿る主人公なんて、こんなご時世誰が見たいん??
こういう話はやめにしようよ。
ロンドの場末の劇場で、辛い目に遭うのも彼女だけ!!!くそが!
Elie

Elieの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

来日公演のチケットを持っていたのですが、感染症のせいで中止になってしまいとても残念に思っていました。でもこうして映像作品として見られることがとても嬉しいです。見終わってすぐ、生で見たかった……!って思いましたし、口に出しちゃいましたけど。

度肝を抜かれたのは、レズのデザインした舞台装置。カーテンの表と裏を変えたり、それを反転させることで視点や場面の転換をしたりとか、このひとがこういう思いでいるとき、こちらでは、みたいなことを語ったり。たぶん初めて見る演出ではない気がしますが、切り替わりの間というか、つなぎ目がなく変化してゆくところがすごく滑らかで、鮮やかで、万華鏡みたいで、びっくりしました。

それからアダムの存在感。来日時のザ・スワン/ザ・ストレンジャー役はキャストガチャに外れて見られなかったのだけど、「危険な関係」とか「兵士の物語」とか、芝居色の強い作品で拝見してはいて、でもそれらより圧ッッ倒的に演劇的で!もともとそういう要素の強いところのあるカンパニーではあるけれど、ほかの演者と並んだときも表情や感情の波風が映画俳優に匹敵するというか、あこれダンスカンパニーじゃなく映画だったらベネさんが演じているところを見たいかもしれないと思うくらい、演劇的(という言い方がはまるかどうかは分からないのだけど)に感じました。役柄の違いももちろんあるけれど、ほかのキャストのちょっと大袈裟なコミックっぽいのがアダムにはまるでなくて、それでいてスッとそこに立ったときに空気が変わっているという、なんだか見たことのないアダムで、鳥肌たっちゃいました。

スワンとかシルフィードと違い、本作での赤い靴は幻想の存在ではなくて仕事とか栄光のキャリアとかそういう一種の実体あるものになると思うのですが、それに囚われたときに現実での掛け金が外れてしまうというか、かろうじて歩んでいた道を外れてしまうとか、そういう悲劇に転じてしまうの、しかも劇中劇の結末とぴったり重なってしまうの、こういう描き方がマシュー・ボーン先生めちゃくちゃうまいなぁと、改めて心を掴まれました。あのラストシーン、(比較的)健全に生きている側からしたら慟哭するしかないみたいなところ、スワンを思い出しながら見ていました。レルモントフはきっとヴィクトリアの葬儀に出席するとは思うけれど、彼女に触れたり、顔を見たりはできないんじゃないかって気がしました。

社会の状況が落ち着いたら再度来日の企画をしてほしいし、同時に円盤化もされたらいいなぁ。いつでも見たい。
Scriabin

Scriabinの感想・評価

4.5
マシューボーンの良さがたくさん詰まった作品。最高傑作って言いたい。
元ネタが持ってた毒々しい総天然色を美しい舞台照明に変えてしまった。現代的だった衣装をコスチュームプレイにしつつも彼の好みがよく出ているように見える。野心的な実験映画から、万人受けする見事なエンターテイメントが出来上がった。

予告編がまじで良い。というかバーナード・ハーマンのサントラをふんだんに使ってるのも、こんな良い曲だったんだ!って分かって嬉しい。

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