私はこのタイプの映画好きでした
真っ赤なパンプスにローリングストーンズモチーフのタンクトップ、何故か反対につけているサスペンダー
ほとんど何もない部屋に乱れたシーツの布団、同じお腹の中で生まれたことを象徴するかのように背中合わせに丸く横たわっている二人、彼の記憶が戻っていくのを表すかのような裸体の彼を映した姿見、同時に出血した二人
構図、温度感、キャラクター、衣装
主に演出を中心に私には刺さった
台詞は確かに少ないけれど少ないからこそ映像で魅せつけられた
愛っていうテーマは個人的にコンプレックスであり、わかりかねるところも多かった分、もうちょっと経ったらもう一回見たい
ただ見終わった後結構沈むので自分をある程度理解してくれている人じゃないと一緒には見れない