サミー

地獄の花園のサミーのレビュー・感想・評価

地獄の花園(2021年製作の映画)
2.6
「感想」
前半はおもしろかったです。
OL業や社会でヤンキーがまかり通るという設定や発想がなかなか。非現実を常識としてまかり通すのはいわゆる創作をするという能力や作品・商品として見事です。
反面で、拉致をするのは発想としてダメ!レールを外れましたし倫理的にもイヤ!


「作り」
途中からの延々と続く死亡遊戯方式のバトルにあきが来てだれました。

OLの所作には強くなるだか戦いの極意があるというのにはいわゆる「道 みち」を感じるものがあって興味を惹かれたのですが、深く描かれなかったので少し落胆しました。

おもしろかったのはトムソン社内の休憩室もしくは更衣室でのやりとり。
これこそが枷をつくってその中に収まりつつもしっかりと仕上がっているという場面。
良いシーンであるのと同時に本作の個人的なベストシーンでした。
サミー

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