いもきん

なんのちゃんの第二次世界大戦のいもきんのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

亀の大量発生に悩まされる架空の都市 関谷市で、太平洋戦争の平和記念館を目指す市長(#吹越満)

BC級戦犯遺族の南野和子(#大方斐紗子)は当時のことを知っており、平和記念館の設立に反対する

この対立から始まる市長側vs南野家の攻防劇

この結末は…

序盤の和子が市長を亀で殴るところまでは、戦争に対する感情の対立で進むのかと思っていたら、急展開しそこからのストーリーが面白かったです

登場人物が、それぞれの思想・思惑で動くため、予期せぬ展開が伏線のように感じられ、話を散らかしているようでそうではない感じがしました

ストーリーの混乱と共に頭が混乱していましたが、アフタートークでそれが監督の狙いと知り安心ました

パンフレットにはシナリオが記載されているため、鑑賞の余韻と共に少し頭整理してます

シナリオを読んでいて再鑑賞したくなった。

緊急事態宣言の時短により上映時間が早まっている関係で、平日業後の鑑賞が難しいのと、ユーロスペースでの上映が今週木曜日までとのことで、
もう少し鑑賞にいっていればと後悔

コロナ落ち着いてからでも、再上映されないかな
いもきん

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