このレビューはネタバレを含みます
ジョンフォードのサイレントメロドラマ。“村の鍛冶屋”で検索したら文部省唱歌がでてきた。残存フィルム10分程度ということのようで、特に解説のサイトも無く分からないんですが地主は結局どうなったんですかね。車椅子の兄弟もよく分からんが、嵐の中地主に自白を促すため車椅子から手で這うあたりの描写は鬼気迫るものがあって印象的。
拙い英語力でさっと見たところ、ヘンリー・ワーズワース・ロングフェローの詩を下敷きにしているような記述がありました。…疑わしいですけどね。ロングフェローの“村の鍛冶屋”といえばキートンしか知らない。別に詩の方はメロドラマなんて無いのですが、なぜロングフェローの詩をベースにしたと言われるのだろうか。
「私たちの運命は命の炎の燃える鍛冶屋で作られているのだ、(主人公の誠実な)行動と思慮は金床で形作られたのだ」みたいなまとめが結婚式前に挿入されているので、精錬恪勤の鍛冶屋という職業を讃えていると見れなくも無い。
地主の息子はパパンがお金くれないからアリスの部屋から教会のお金を盗んだらしい。この息子がまたサイレント期によくあるいい表情で素敵。唐突に医師になった兄弟が登場してなんだ?手術?と改めてiMDBのレビュー読むと子供の頃木から落ちて(落とされて?)足が不自由になった設定らしい。フィルム見つかってるんでしょうかね。てゆうかこれ清水宏にあったじゃん。と思ったらDBになかったので登録申請:( ;´꒳`;):まんまリメイクしてますね。元ネタこれかあ。