このレビューはネタバレを含みます
背伸びだなぁとは思いました。
けれどこれで演技派としての面が開花しましたね。
この頃のジャッキー・チェンって、昔のシルヴェスター・スタローンの色んなジャンルへの挑戦期と同じ時期にあったんですね。成功失敗は置いといて、こういう挑戦姿勢の映画、絶対見ておくべきですよ。
これが後の『ベスト・キッド』に繋がっていったんですし。
弟分がツラい仕打ちを受けたときの悲しみなんかこれまでのジャッキーにはない一面が見られたし、元々演技派の一面があったんだって思えました。それと案外無骨な役もいけるんだって分かったけれど、このジャンルに挑戦するには早かったと思うな。
ワイスピのTOKYO DRIFT思い出させる場面もあるし(あの映画オタクで知られる役者さんも出ているし)、クライマックスの刺客たちどこの忍者集団よ(笑)。
興味深いテーマなのに、ジャッキーが足枷になってしまったところはあるが、パンフを読んで舞台背景が知りたくはなりました。
ある場面の『アイ・アム・レジェンド』の看板は驚いた(一番サプライズなような)w