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ボストン市庁舎のkamichaningのレビュー・感想・評価

ボストン市庁舎(2020年製作の映画)
3.8
監督の前作「ニューヨーク公共図書館」がめっちゃ良くて、今作も期待通りの出来だった。
市庁舎と言っても様々な仕事があって、その様子を見るというのも貴重で、興味深い内容だった。ある施設を作る際の住民説明会のシーンは緊迫感が凄くて胃がキリキリした。治安に対する感覚が日本と全く違うし、実際凶悪事件も発生してるから住民も必死。それでもしっかり説明しようとする担当者の熱意!

合間に挟まれるボストンの美しい街並みも素敵。途中、ゴミ収集のシーンで、ベッドが捨てられてて、ゴミ収集車に入れたらバキバキになっていくシーンが凄い!ついでなのか、棚までゴミ収集車にぶっ込んでおり、これがボストン流なのか、俺たちがゴミ収集のことを知らないだけなのか…

何と言ってもウォルシュ市長の力強い言葉、民主主義を率先して示そうとする姿勢、リーダーシップを実践している様子をリアルに見れるのも興味深い。
公務員の皆様が行ってくれているサービスについてほとんど知られてないこと、せっかくの便利な制度も知らないと利用出来ないことなどを改めて認識。市から発信していきつつ、自分達も情報を取りに行かないと!とは言え、この映画を観るような人より、観ないような人こそ市民サービスが必要なわけで…教育って本当に大事!!