アギゴン

オートクチュールのアギゴンのレビュー・感想・評価

オートクチュール(2021年製作の映画)
3.8
オートクチュール部門で、卓越した技術を持ち、その仕事に情熱を傾けた孤高のお針子エステル。
移民の偏見や、家族の悩みを抱えながら生きる不良少女ジャド。
ある日、エステルのバッグを盗んでしまったジャドの行動がきっかけで、2人は出会う。エステルはジャドの器用そうな指先を見て、直感でジャドをお針子の世界に誘い込もうとする。
気の強さは互いに同じ。ぶつかり合いながらも、ジャドは根気よく仕事の基本の全てを教えてくれるエステルに心を通わせていく…。
引退間近のエステルも、技術の全てをジャドに伝えようと奮闘する。

Diorのオートクチュールの妥協のない、美を追求する世界を魅せられました。
フランス映画は兎に角、映像が美しいと感じます。演出者の肌の質感においても、ヘアスタイルやファッションにおいても、全てがナチュラルなのに、バランスがちゃんと取れてて、美しく映像に映し出されている様に感じます。
無造作の中に美しさが光る。フランス映画最高なんじゃないですかね〜。
ストーリーとしては、オートクチュールの作品(ドレス)をジャドが、お針子としてもっと極めるまでを描くのかと思っていたのです。1着を1人で完璧に手掛けるとかね。お針子仕事が、意外にあっさり、すんなりと描かれていたので、そこはもう少し見てみたかったなーと思いましたけど、
目に嬉しかったのは、仕上がったシルクのドレスの数々♡
本当に美しいデザインで、「わ〜」( ¤̴̶̷̤́ ‧̫̮ ¤̴̶̷̤̀ ) ✧と見とれてしまいました。
あんな美しいラインのウエディングドレスをもう一度着てみたくなりました。(無理だけど…Diorだし😅)この映画を見て贅沢な時間を過ごせました。
結婚式を考えてる方がいらっしゃったら、ドレス選びの参考になるかもしれませんね〜😊
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