Tim

レッド・スネイクのTimのネタバレレビュー・内容・結末

レッド・スネイク(2019年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

同志少女よ敵を撃てを思い出した。
実話ベースということもあり序盤中盤のシーンは特に見ててつらかった。

IS戦闘員でなくその家族にフォーカスしたとき、彼らがISに加担するように影響されていく様をみていると、コンクリート詰め殺人事件の犯人の家族もこうだったのかもしれないと思わざるをえなかった。ただ、なぜそうなってしまうのか、目を背けてしまったのかはよく分からなかった。
副官の妻は彼女を逃したとき自責の念があったと思う。逃した後の副官妻の逡巡は何だったんだろう。

副官妻が彼女のご飯を食べなかったのは分からなかった。
彼女の辛さは理解しながらも自身の保身のため動けない自分自身を一番よく分かっているから、彼女の振る舞った料理は食べない(食べれない)?

トイレ行きたいって声聞きながら副官妻が化粧続けるシーンはサイコパス味を感じた。結局その後買い物連れてってるから流石にトイレ位許したと思うけど...

傷ついた者達は仲間同士支え合い乗り越えてけるのは軍隊のメリットだと思った。
とはいえ過去を清算するため、女性の尊厳目的を果たすために大切な命を張り続けるのは間違ってる。

ISISの少年兵は、自分達の家族は我々(ISIS)だけだと教え込まれるらしい。ラストシーンで弟が自爆を選ばず姉の元に戻れたのは本当に幸運なことだったんだと知った。
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