モノクロで時代物というと難しい作品を想像してしまいがちだが、まったく難しい映画では無かった。
特に前半は笑いが入って、さすが韓国映画お見事という感じ。
主演のソルギョングが良いのはもちろんだが、ピョンヨハンの演技も良く、脇を固める、「パラサイト」のイジョンウン、「7番房の奇跡」のリュスンリョンを始めとして、名優たちが勢揃いで終始飽きさせなかった。
ラストシーンでは目から熱い涙が溢れ、心地良い余韻が残る素晴らしい作品だった。
韓国では数々の映画賞を受賞。
公開劇場が少ないようで残念だが、是非多くの方に見て欲しい。