栗林55

岸和田少年愚連隊の栗林55のレビュー・感想・評価

岸和田少年愚連隊(1996年製作の映画)
3.0
若かりしナイナイが繰り広げる、喧嘩に明け暮れた男達の1975年岸和田の青春劇
"BOYS, BE AMBITIOUS"


とりあえず200レビュー達成🙌いぇい。レビュー書いてないやつを全部削除したら、結構長い道のりやった笑。最近は一日一本投稿出来てて満足😊
いずれハリーポッター8作を再投稿する予定なので、ズレると思いますが🙄

と言うことで、記念に大好きなナイナイの主演代表作を見ました🤗
小学校6年くらいの時に、「ナインティナインのオールナイトニッポン」を聞いたのが初めての深夜ラジオ。それから色んなラジオ📻を聴くようになり、ラジオにはまるきっかけになりました。
友達と話すよりも断然ラジオを聞く方が好き、というか人と話すのが疲れることがある性格でして、ラジオという居場所を教えてくれたお二人には本っっ当に感謝しています😊
ラジオは、テレビとはまた違うお二人の様子が垣間"聴けて"、その時まではそれほど興味がなかったナイナイでした(めちゃイケも終盤に入ってた頃でしたし😅)が、まぁ一瞬でファンになりました笑。お二人のトークやハガキ職人のネタに楽しませてもらう毎週木曜25時。寝るのを忘れて布団の中でずーっとクスクスしていた2時間は、最高に幸せでした(今はリアタイは厳しくなってきました笑)。
お二人は、色々な困難を乗り越えて、今日も有楽町をキーステーションに、僕らに笑顔を届けてくれています。ナインティナイン、一生大好きです‼︎😊


僕の話はこの辺で…本作。

今の優しいナイナイしか知らない若い世代が見たら、当時の二人のトゲトゲしさが詰まっている今作に、中々衝撃もあると思います。当時は若手ながら笑いの戦場に放り出されて、ダウンタウンという絶対神を中心に、笑いの猛者達に立ち向かう構図になっていたんですね。圧力に屈せず動じず、敵が多くても自分の芯を保って食らいつくナインティナインの強さが表れている作品に思えます‼︎😆
お二人の掛け合いは漫才そのもの😊
岡村さんは声の質とかしゃべりの速さとかから、特に若さを感じます!やっぱり猫がお似合い笑。演技もお上手。
やべっちも若いけど、なんかもう貫禄というか、すでにしっかりしてる。ポーカーフェイス。演技はさておき笑。


とはいえ、一つの作品としてはあんまり良かったとは言えなかったかな😅

とりあえず、文化・時代の差は猛烈に感じます笑。こんな地域、中学高校は見た事ないけど、あるんやろうな…。あんまりヤンキー作品自体見た事ないし、自分で言うのも変ですが、客観的に見れば多分育ちが良い方なので、カチコミ文化は全く分かんない笑。ずっと大阪市内に住んでるので、岸和田も見た事ないし。
ヤンキー作品が好きな人は本作は好きなんですかね?実際、芸能人も含めてこの映画のファンって言う人おるもんなぁ🙂こういう雰囲気の中で育った人は、ノスタルジーを感じるんやろうね。
言葉の汚さは、共感というか、大阪にいれば多少なり分かります笑。
「けつの穴から指突っ込んで頭の先までピーコピコっちゅうのもあったわなぁ」

なにより、ストーリーに起承転結がなかったので、何がしたいのか分かんなかったです。事あるごとに喧嘩喧嘩。やられたらやり返す。見かけたら張り倒す。でも、そここそが魅力なんですよね〜☺️衝動に身を任せて、とにかくムカつく奴をいてこましたる。

まあ、彼らには感情移入できんかったし、女子たちもこういう時代やろうなって感じで好きにはなれませんでしたが、秋野さんの演じる苦労するおかんだけは感情移入できました☺️
「あんた、専門学校行き」
「どこのや」
「親孝行のや」

色んな場所でロケしたり、色んな衣装やったり、お金かけてこだわったんやろうなぁってのはすごく伝わります😄二人が体を張るのも、度々ラジオで『マジで叩かれてた』とおっしゃっていて笑、井筒監督はリアリティを求めてたんやと思います。スタントはどこまでがリアルか分からなかったです!👏

ナイナイと同じく、吉本の若手芸人が沢山出演しています‼︎😆
ブラマヨ吉田さん、野性爆弾さん、FUJIWARAさん、元雨上がり宮迫さん
そして、他の出演者も中々豪華!特に木下ほうかさんは、良い味が出ていましたね‼︎

主題歌めっちゃ良かった〜‼︎T-REXの"GET IT ON"♪


映画としての評価は渋いですが、ナイナイの青春を今世に残してくれた作品として、+0.1です‼︎😆

わーわー言うております。
お時間です。
さようなら。
栗林55

栗林55