sonozy

クー!キン・ザ・ザのsonozyのレビュー・感想・評価

クー!キン・ザ・ザ(2013年製作の映画)
3.5
大好きな『不思議惑星キン・ザ・ザ(1986)』をゲオルギー・ダネリア監督自身が2013年にアニメ化。

キン・ザ・ザ星雲にある惑星プリュクに地球からワープしちゃう2人の設定が、著名なチェリストのウラジーミル・チジョフと、DJ志望の青年トリクに変わり、プリュク星人たちもアニメらしいデフォルメが楽しく、キャラクターが立ってますが、概ねストーリーは実写版に即してます。

釣鐘形状のオンボロ宇宙船ぺぺラッツに乗るウエフとビー。実写版にいなかったミニロボット。

言語は、キュー(罵倒語)とクー(それ以外の全部)の2つだけ。
ただ、テレパシー能力に優れるので、地球人の脳をスキャンして思考を読み取り、その言語で会話できる。

チャトル人(ヒエラルキーが上)と、鼻用小鈴を付けるパッツ人が暮らしてる。
パッツ人はチャトル人の前では手を広げ膝を曲げてクーと言わねばならない。

カツェ(マッチ)が貴重品。たくさん持っていると赤ズボンをはけて、みんなが敬意のクーをする存在になれるので、地球人からマッチを大量に欲しがってる。

途中「チャトル=パッツ語小辞典」としてキーワードの解説が出てくる。
…etc

楽しめましたが、やはり実写版のあの脱力感には勝てないかなぁ。笑
sonozy

sonozy