DelayMan

アメリカン・ユートピアのDelayManのレビュー・感想・評価

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)
3.5
DAVID BYRNEの2018年のツアーを映像化
機材すら置いていない真っさらなステージに裸足にお揃いのスーツで揃えたバンドメンバー12人のみ
余計な演出はなく照明と動きを交えたパフォーマンスを映像化した内容

DAVID BYRNEの社会的なメッセージを含んだ歌詞と曲間のMCでもバンバン笑いをとるところが印象的だった
歌詞の日本語訳をしっかり読みながらライブ映像を観るというのも新鮮だった

ほぼ歌って踊るDAVID BYRNEだが数曲ギターを手に取った瞬間があって、その姿が圧倒的にカッコ良かった
DAVID BYRNEのソロは全く知らない状態で観に行ったが、半分近くがTALKING HEADSの曲であり十分楽しめた
TALKING HEADSの曲が来た時の客の反応と会場の盛り上がりがやっぱり違うので会場を巻き込んで異様なグルーヴが生まれているように感じた

TALKING HEADSを観る事は叶わないとしてもDAVID BYRNEのステージが観てみたくなる映像だった
出来ればフジロックで観たい
70歳近くで歌って踊ってギターも弾いてのあのパフォーマンスは凄い

TALKING HEADSもDAVID BYRNEも全く知らなくても音楽が好きなら楽しめる様なそんなステージだと思う
DelayMan

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