aka黄屑

アメリカン・ユートピアのaka黄屑のレビュー・感想・評価

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)
5.0
『アメリカン・ユートピア』(20年)観了。大興奮♪🕺
『ストップ・メイキング・センス』から36年!再びライヴ映画の金字塔誕生!この間ジョナサン・デミ監督は故人に…(泣)
ジョナサン・デミは『ストップ・メイキング・センス』4年後の超傑作『愛されちゃって、マフィア』でTom Tom Clubの"Devil Does Your Dog Bite?"を劇中歌として使用(懐)
『ストップ・メイキング・センス』と被ってる曲は "Slippery People","Burning Down the House","Once in a Lifetime"と3曲あって観比べるのも一興。
David ByrneはTalking Heads時代からずっと追い掛けてる米国のミュージシャンでは特別な存在(実はスコットランドからの移民と本作中でも自ら語る場面蟻)。解散後ソロでは最も高評価な本作の基となった"American Utopia"(アルバム10曲中5曲が本作で歌われて〼)は個人的にはアマリ聴き込めてなかった…(汗)
ボクは世評がそれ程な"Uh-Oh","Feelings","Look Into The Eyeball"にハマり〼た♪
現在ではTalking Headsといえば"Remain in Light"が固定化されちゃってるけど、個人的には"Little Creatures"が至高。"True Stories"と"Naked"も私的名盤♪
冒頭で"ライヴ映画"と云ったけど全出演者が結線から開放されてる現代美術パフォーマンスな舞台♪
意外な組合せと感ぢた、監督したスパイク・リーとByrneは実は知人でJanelle Monáeの"Hell You Talmbout"でキッチリ #BlackLivesMatter 。
編集のアダム・ガフは『ROMA/ローマ』でも担当した要注目の気鋭。撮影のエレン・クラスは『サマー・オブ・サム』や『Bamboozled』でもスパイク・リーと組んでて本作では俯瞰のショットが印象的。名作『エターナル・サンシャイン』やジャームッシュの『コーヒー&シガレッツ』
でも担当してる名匠。
衣装がグレーのスーツに裸足で統一されてるんだけど、ニュー・ウェイヴって衣装が結構重要な要素だったんだヨね。そしてTalking Headsは当時米国で数少ないニュー・ウェイヴなバンドだったとゆー…(懐)
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