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クライ・マッチョのdm10foreverのレビュー・感想・評価

クライ・マッチョ(2021年製作の映画)
4.4
【Who’s macho?】

ご存じクリント・イーストウッド監督、主演作品の最新作。

「マッチョ」って聞くと、直感的になかやまきんに君みたいな筋肉モリモリな人を思い浮かべる。
韓国語で言えば「モムチャン」みたいな感じ。

辞典で調べてみると「男らしさ。男らしいさま。筋肉美を誇る男性」とある。
なるほど、まんざら間違ってはいないようだ。

でも、男の強さ=筋肉なのかな?
見た目で強さを誇示することは本当に「強い男」がすることなんだろうか?
そりゃね。力が全てだった時代においては力が無ければ負けるだけだし、その力のバロメーターとして筋肉美がもてはやされたのは当然なのだろう。

でも、今や「力(実力行使)」だけで解決することはあまりない。
「戦う強さ」と「生き抜く賢さ」は同じくらいの意味を持つものなのかもしれない。

では、この作品に出てきたのは「戦う強さ」を全面に出した男臭い奴等だったろうか?
クリント・イーストウッドは何をもってマッチョを伝えたかったのか。

強さだけでは生きていけない。
優しさだけでも生きていけない。

一風変わったロードムービーの辿り着いた場所は「人生の始発駅」だったのか、それとも「終着駅」だったのか・・・
ネタバレは国境線の向こう側にて・・・