さかい

クライ・マッチョのさかいのレビュー・感想・評価

クライ・マッチョ(2021年製作の映画)
3.5
イーストウッドの集大成…という気は本人さらさら無さそうな、わりとボリューム感軽めな印象の作品
町に滞在してるあいだ敵の子分どもが襲ってこないのがちょっとユルい。

子供を連れ返しにメキシコへ…といえばランボーラストブラッドを連想。ラストブラッドは敵の磔などキリスト教的なモチーフや暗喩が色々取り入れられてるといわれる
それでランボーの娘はガブリエル。本作の子供はラファエル。本作も何か意図がある?

マッチョ(ニワトリ)は強いといってもニワトリなので、終盤アッサリ殺されたりしないかハラハラしたよ。
(ハリーポッターのフクロウがやられた時、あれで死んだと思ってなくて、後で死んだと知ってショックだった)
撮影用のニワトリは全部で11羽いて、人になつく場面やケンカの場面など、それぞれ得意分野があり使い分けられてたらしい
「エサ食うシーン担当」とかもいたんだろうか。いい仕事だ。
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