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レミニセンスのシネマのレビュー・感想・評価

レミニセンス(2021年製作の映画)
3.1
水害被害に遭った事のある人は視聴注意かもしれない。
なぜ疲れるのかわからなかったが、それもあるかも?と。
録画したのを休み休み視聴。

マイアミが舞台。

第3次か4次かわからないが世界大戦があった後の世界なのかな。
気候変動のためもあるのか殆どの土地が水没や冠水していて、地主が僅かな乾いた土地を独占している。

ER以来タンディ・ニュートン(タンディウェ)の(ファンだったのを思い出した)なので、気持ちの表現が自分には伝わり易いタンディウェが出演していたから最後まで何とか話を追えたという感じ。

中国系が収容所に入れられ、そこで溺死した人が多かったと推測できるセリフに、戦争の相手国は中国だったのか…と第2次大戦の時の日系人収容所から推測。

夫が愛人の元に去ったせいなのか、何かそもそも精神疾患があったのか、息子と夫の区別がつかない女性。

主人公視点だと話の筋がわからなくなるので脇役の人のセリフや行動に注目して観た。

主人公が追い求めるメイも主人公の視点が混じっているようなので混乱した。

タンディウェが孫に話した内容でハッとさせられた。
【過去を生きるか未来を生きるか選択】

(早くも夏バテし始めているのか)こういう暗い未来を想起させ、頭を使うとても疲れる話は冬の寒い時の方が良いかもしれないと自分の備忘録としてここに感想と共に残して置く。

反対に今WOWOWで放送中のフランス制作のドキュメンタリー「アフリカより愛をこめて」が心が洗われる。
落ち目の日本に住む者として、先進国を反面教師としてこれから力強く発展していくだろうアフリカの国々に力もらえる。
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