"動機の見当たらぬ殺人"
トルーマン・カポーティによる有名ノンフィクション・ノベルに基づくドキュドラマで、そこにフィクションならではのスリルやレポーター役を登場させることで、非常に掴まれ引き付けら…
すごい映画だった。
何も答えはなかった。
ペリーとディックの2人はカンザスの農場主の家に強盗に入る。そこに100万ドルが入った金庫があるって聞いたから。
家の前で迷っているシーンから、次のシーンは事…
超長い距離を運転して4人家族を殺したのに盗めたお金はちっぽけ。哀れな強盗の話。
強盗をするための道中を長々と見せておいて強盗シーンは見せず、逮捕されてからそのシーンが流れる演出が粋。窓に写った雨が涙…
原作小説を読んでから比較のため鑑賞。
原作が持つ膨大な情報量をどうしても一部捨象せざるを得ないが、それでも原作の展開を巧く映像に落とし込んでいたのではないだろうか。
原作ではペリーの内面に鋭く迫…
このレビューはネタバレを含みます
原作書いたカポーティがスミスに同情したからこれもそう描かれてるけど同情の余地はねよ!大変な生い立ちではあるけどそれがクラッター一家を無惨に撃ち殺して良い理由な訳はなく。
殺す前に親父に銃を向けられ…
このレビューはネタバレを含みます
至って軽薄に犯罪に走り、逃げ、捕まり、処刑される。目的はカネ。きっと新聞からは、それ以上もそれ以下も読み取れない。
その奥にある、冷血の中にある、人間の心理の謎。言葉や論理にならない何かが、彼に紳…