ピアスを開けたい!と言う年頃のみかん。反対しまくりのお母さんは、お砂糖を買いに天気の悪い中、外へ出る。
なんやかんやあって歩道橋に雷が落ち、みかんとお母さんが入れ替わってしまう。
お母さん(渡辺久美子)東京のマンションに家族4人で暮らす専業主婦。中学の時のあだ名はバンバン。半魚人のような顔をしている。情熱の赤い薔薇をよく歌う明るい性格。料理は手抜きのちくわ料理が多い。
みかん(折笠富美子)恋する高校2年生、母似でがさつな性格。好きな人の前では控えめ。
ゆずひこ(阪口大助)中学2年。両親に似ておらず繊細な性格。
お父さん(緒方賢一)サラリーマン。お母さんとは、お見合い結婚。人目は気にしない、せっかちでがさつ。
田中さん(高木渉)2年前、京都競馬場にて人生が変わる。
他キャラ→しみちゃん、ゆかりん、吉岡、岩木君、春山、のばら、村上先生、水島さん、戸山さん、月岡修造、じいちゃん他。
テレビシリーズも全部見てきたくらい「あたしンち」の大ファンです。この作品の良さは何も考えずに、のほほ〜んと見れるのに凄くいい話し。
「君の名は」「バックトゥザフューチャー」なんかも浮かぶような内容。私は「フォーチュンクッキー」を見たら、この作品を見直したくなり何度も見てるけどまたしても鑑賞。
「はい、灰皿」の所凄く好きだなぁ。
修学旅行、京都、USJ、引きこもり、料理するお父さん、鳩、マッチョーレ彗星、クラス会、ベンジャミンフランクリン、凧、タイムカプセル、大きな木、金歯、ウェットスーツなんかも印象的。
時が経つのは早いって話しや親の想いを知るとか、一緒にいる時間は短いとか…何度見てもジーンとなる。
締めくくりが普通死ぬよね?って思ったしその姿も衝撃だったけどお母さんの言葉が良い。私の母親が言ってた事を思い出した、「お母さんは、普通に就職して普通に結婚して、普通に子供産んで、普通に暮らす、お母さんがしてきた普通の幸せ、それを娘も普通にすると思ってた」その母が言う普通がいかに平和で、いかに難しい事かってのを私は知りましたね。
「あたしンち」は生活感とか日常を描いてて素朴な感じが凄く好き。映画では省かれてたけどベア研とかゆずの周りのキャラとかタッ君、お父さんとお母さんの若い頃、みかんやゆずがまだ小さい時の話しとか凄く好き。
そのテレビアニメ「あたしンち」を知らなくても、この映画に限っては感動出来ると思います。映像が綺麗とか特別音楽がいいとかじゃないけど何度見てもやっぱり好きな映画だなぁと思える。
主題歌「あたしンち」歌→矢野顕子。
オープニング「さらば」歌→渡辺久美子、折笠富美子。