"彼女無しでは生きていけない"
「ジャン・ルノワールに捧ぐ」
男の愚かさと女の美しさをフランソワ・トリュフォーが描く。
華麗なる悪女カトリーヌ・ドヌーヴに振り回され、人生を狂わせてもなお愛すジャン＝ポール・ベルモンド。"ファム・ファタール"
ぁぁ愚かだ...
可哀想で見てるのが辛いけれど、そんなに好きなの..♡と、ドヌーヴへの深い愛に感動もした。
新聞の"交際相手募集"で知り合い、文通中の相手と待ち合わせするジャン＝ポール・ベルモンド。
目の前に現れたのは
写真とは別人の美女だった。。
エキゾチックなロケーションが印象的です。インド洋に浮かぶ仏領リユニオン島の自然美と、土着の文化が融合した土地での生活は、旅気分が味わえるし都会的なドヌーヴの美しさを際立せていた。
そして物語は、スイスの雪山までヨーロッパを縦断逃避行する。
ドヌーヴが纏うイヴ・サンローランの素敵な衣装の数々も見所で、上品なベージュ系ファッションは要チェック。なかでも白いレースのサマードレスと、2人が最初に出会った時に着ていた服装が好き。いや、纏わぬお姿はそれ以上だったかも。
ふたりの行く末は...
いろんなものが詰め込まれてたな。
それにしても、ドヌーヴは悪女役が似合う！
