この映画を端的に説明するとしたら緊張と緩和でしょうか。
全体的にいわゆるZ世代の現代的なムード漂う水曜日のダウンタウンみたいな作品でした。
ゆるくて小笑いするような冗談が随所に出てくる不思議なムードのなか、どこかもっさりとしたホラーが始まります。
見入ってしまうのは展開の早さとわかりやすさだと思います。60分少しで終わります。ネット生まれ、スマホ育ちの時短で効率のよい生き方をしている世代にとってはちょうどよいでしょう。
しかしながら、この作品のタイトルがなぜ『黄龍』の村なのか、それは最後までわかりませんでした。